2016/01/23

タイでトラブル

 トラブルには、「刑事事件」と「民事事件」が有ります。
 普通の生活をしていれば、「刑事事件」に巻き込まれることは、余り無いと思います。不幸にも、巻き込まれた時は、直ぐ「日本大使館 領事部 邦人援護班」に助けを求めて下さい。特に、言葉の問題が有る方は、何はともあれ「日本大使館」に助けを求めて下さい。どこまで対応してくれるかは、私は、経験が無いので分かりませんが、他に方法は無いでしょう。

 厄介なのは「民事事件」。小さくは、「露店でのボッタクリ」から始まり、大きくは、「結納金詐欺」「車や家を騙し取られた」等の大きな金銭/物品の被害ですね。
被害を受けた側からすれば、「詐欺」であり、「刑事事件」であると思いたいでしょうが、「加害者側に騙す意図が有った」という「故意性」を証明出来ないかぎり、「刑事事件」とはならず、「民事事件」となります。
 民事事件の場合、警察も日本大使館も動かないので、全て、個人で動かなければなりません。

 そのような場合、「タイの知人/友人/恋人等に助けを求める」と言われる方が多いですが、実は、それらの助けを求めるべき人が加害者で有ることが少なくは有りません。「信じていたのに騙された」というパターンですね。
また、それらの人が、法律の知識のある通訳レベルの人であれば良いですが、そうでなければ、あまり役に立ちません。
 大概は、「諦めるしか無い。次から気をつけて下さい。」という結論に至る。
 最悪時は、助けを求めた人/組織に、更に騙されるという泥沼に嵌り込む方も居るようです。

 私は、「民事事件」を経験しています。私は、法律事務所関係の人間ではないので、具体的なアドバイスは控えますが、「泥沼のような状態」を経験しているので、経験談をお話できると思います。抜け出し方も含め。
二次被害を避けるためのアドバイスは、出来るでしょう。

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