「発音に問題の有るタイ人/発音を指導できないタイ語教師」は、「タイ人でも”ร”(r)を発音出来ない人がいて、それらの人は、全て“ล”(l)で発音している。だから”ร”(r)の発音が出来なくても特に問題ない」と主張します。
「”ร”(r)を発音できない日本人のタイ語学習者は、「これ幸い」とばかりに、「”ร”(r)の発音は重要ではない」と思い込みます。
しかし、冷静に考えると、タイ人は、「“ล”(l)で良い」と言っているのであって、「日本語の「ラ行」の”r”で良い」とは、一言も言っていません。
正しく発音できないタイ人であっても、「“ล”(l),”ร”(r)の聞き分け」は出来ています。発音も聞き分けも出来ない日本人とは、根本的に異なることも理解すべきでしょう。
“ล”(l),と”ร”(r)の両方が出来ない日本人にとっては、“ล”(l)の方を優先的に習得したほうが良いと理解できる。
しかし、英語の発音を学んだ人は、分かると思うが、日本人にとっては、”l”の発音は、非常に難しい。
通常、「巻き舌音/叩き音」と言われる”ร”(r)の方が難しいと思い込んでいる人が多いようであるが、私の経験では、“ล”(l)の方が、音に特徴がないので難しい。
それと、もし、タイ語教師が、“ล”(l),と”ร”(r)に関して曖昧な発言をしたなら、そのタイ語教師は、「発音を教える能力がない」と判断して良い。正直に「教える知識が無い」と言わず、「覚えることがmustではない」等の「いい加減な発言」をするので始末に終えない。
それらのいい加減な言葉を真に受け、「mustではない」「日本人には無理」「タイ人と多く接触していれば、自然に出来るように/分かるようになる」等のいい加減な見解が、独り歩きしている。
タイ語のร(rɔɔ rɯa)の発音方法
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