2017/12/01

猫による引っかき傷の治療

 最近、引っかき傷等の治療は、「〝湿潤療法″(モイストヒーリング)、つまり水道水で洗浄し、消毒液は使用しない。傷を乾燥させない。」が正しい言われています。しかし、猫等の動物による引っかき傷に対しては、消毒が必要という但し書きが有ります。

 私の場合、接触する猫は、全て、外猫なので、バイ菌のリスクが常に有り不安が残ります。

 それで、私は、以下の様にしています。
1.直ぐに水道水で傷をしっかり洗う。水圧を強めしっかりと。
2.アルコールで消毒する。私は、コットンパッドを使っている。
25バーツ
3.その後、再度、水道水で洗う。アルコール成分を完全に流す。アルコールが残ると、傷の治りが遅くなる。
4.ワセリンを塗る。絆創膏が貼れる場合は、絆創膏の布面にワセリンを塗ってから貼る。タイで、湿潤療法の絆創膏が見つからないので代用している。
 以前は、究極の保湿剤と言われるヒルドイドを使用していたが、ヒルドイドは、血管を拡張し皮膚を薄くし完治が遅くなるので使うタイミングが難しいと聞いたので、ワセリンに変更した。ヒルドイドは、ほぼ治った後、傷跡が気になる時に使用している。ヒルドイドは、日本では、市販されていない様だが、タイでは普通に買える。20gで約200バーツ。それでも、私には、高く感じる。
 ヒルドイドは、ヒルドイドとヒルドイドforteの2種類がある。私には、二つの違いが良く分からないが、危険性が無いと聞いているので、ヘパリン成分の多いforteを使っている。

ワセリンは、71gで約100バーツと安い。これも、変更した理由の一つ。
 また、純度100%のワセリンは、猫にも使えるし、猫が舐めても大丈夫と聞いています。その後、動物病院に行き治療する場合も影響はないとのこと。

専門的な事は分からないが、私は、この様にしています。幸いなことに、傷口周辺が腫れたり、リンパ腺が腫れたりした事は有りません。傷も綺麗に治っています。

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