2015/11/16

タイ語の“ล”(l),”ร”(r)と日本語の「ラ行」の”r”は、「異なる音」。

「発音に問題の有るタイ人/発音を指導できないタイ語教師」は、「タイ人でも”ร”(r)を発音出来ない人がいて、それらの人は、全て“ล”(l)で発音している。だから”ร”(r)の発音が出来なくても特に問題ない」と主張します。

「”ร”(r)を発音できない日本人のタイ語学習者は、「これ幸い」とばかりに、「”ร”(r)の発音は重要ではない」と思い込みます。

しかし、冷静に考えると、タイ人は、「“ล”(l)で良い」と言っているのであって、「日本語の「ラ行」の”r”で良い」とは、一言も言っていません。

正しく発音できないタイ人であっても、「“ล”(l),”ร”(r)の聞き分け」は出来ています。発音も聞き分けも出来ない日本人とは、根本的に異なることも理解すべきでしょう。

“ล”(l),と”ร”(r)の両方が出来ない日本人にとっては、“ล”(l)の方を優先的に習得したほうが良いと理解できる。
しかし、英語の発音を学んだ人は、分かると思うが、日本人にとっては、”l”の発音は、非常に難しい。 
通常、「巻き舌音/叩き音」と言われる”ร”(r)の方が難しいと思い込んでいる人が多いようであるが、私の経験では、“ล”(l)の方が、音に特徴がないので難しい。

それと、もし、タイ語教師が、“ล”(l),と”ร”(r)に関して曖昧な発言をしたなら、そのタイ語教師は、「発音を教える能力がない」と判断して良い。正直に「教える知識が無い」と言わず、「覚えることがmustではない」等の「いい加減な発言」をするので始末に終えない。
それらのいい加減な言葉を真に受け、「mustではない」「日本人には無理」「タイ人と多く接触していれば、自然に出来るように/分かるようになる」等のいい加減な見解が、独り歩きしている。

タイ語のร(rɔɔ rɯa)の発音方法

2015/11/07

"ดื่ม"(飲む)と” กิน"(食べる)

"ดื่ม"は、辞書では、"กินของเหลว"(液体を食べる)という意味。
"กิน"は、辞書では、"ทำให้อาหารเป็นต้นล่วงผ่านลำคอ ลงไปสู่กระเพาะอาหาร"(食べ物を喉を通して胃に送る)という意味。

簡単にいえば、"ดื่ม"は「飲む」で、"กิน"は「食べる」の意味ですが、現実では、"กินน้ำเปล่า"(水を飲む)、"กินน้ำเบียร์"というように、「液体を飲む」ときにも"กิน"を使っているタイ人がいます。

そこで、「飲む」の意味で使う場合の"ดื่ม"と"กิน"の使い分けに関して、考えてみます。
例えば、同時に「食べ物」と「飲み物」を食する場合、"กินอาหาร"と"กินน้ำเปล่า"と言っても、違和感は有りません。

しかし、「食べ物」を食べる時、"กิน"より丁寧語である"ทาน"を使って、"ทานอาหาร"という言葉を使う場合、"ทานน้ำเปล่า"や"กินน้ำเปล่า"とは、言わないでしょう。


以上から分かることは、"กินอาหาร"と言う時や、「飲み物」だけの時は、"กินน้ำเปล่า"と言っても、変ではない。しかし、"ทานอาหาร"と言う時は、"ดื่มน้ำเปล่า"と言うべき。

私の場合は、「飲み物」の場合、"ดื่ม"しか使わないが、"กิน"を使っているタイ人を見かけた時は、そのように理解すると良いだろう。

2015/11/06

ブログ、始めました。

 私は、「タイ語発音のノウハウ」というホームページを作成していますが、そこに書き込むには至らない内容や、発音以外のタイ語に関する学習記録を「忘備録」として書き留めておくために、ブログを始めました。


 発音に関しては、それなりに自信が有りますが、「読み」「書き」「文法」は、「発音」「聞く」能力を高めるための「材料」に過ぎないので、そこそこです。

Webページを、「Googleサイト」で作成しているので、ブログもGoogleのBloggerで統一しました。